オパールはどこ?
この間、「自分にとっての幸せとは何か」という話になり、お互いに「これが幸せだ!」ではなく「人生のこのあたりを掘っていけば見つかるんじゃないかと思ってる」ということを言い合っているようで面白かった。オパールを探してるみたいだった。
何か物を手に入れることが幸福なのかと思っていたら、物は掘り進むためのツルハシでしかなかった。よくできたツルハシでも明後日の方向に掘ってしまうこともできるのが難しくて面白いところ。僕らは道具で迷い、方角でも迷うのだ。
あんなに悩んだのに急な腹痛などで計画が崩れて、振り出しに戻る(実際には振り出しなんかじゃないけど)羽目になったりして、嘆かわしくて滑稽なことばかり。海外文学の古典を読むと、同じような滑稽が描かれていて、なるほどこれは仕方ないのだなと諦めるのだ。