戦争と余裕

 平和について考える。戦争がずっと起こっていて、僕たちの日常に近づいてくる。物が無くなって、物価が上がって、恐ろしいことだけど、誰かが命を失うと同時に誰かが儲かったりしている。世界は複雑なので、僕たちは100%の悪人として生きることも、100%戦争に加担せずに生きることもできない。
 今日のことではなく未来のことを考えたり、自分ではなく他人の平和を想って暮らすには、色々な種類の余裕が必要だ。お金、時間、気持ち。ぬいつぎはお客様から代金をいただいたり、時間を割いていただく立場なので、気持ちの余裕をつくることに挑戦したい。「こういう店がある日々って良いな」を目指すのだ。
 三鷹台にある、おにぎり屋さんによく行く。店主の方が「ああ、ぬいつぎさん。お店はどうですか」と、にこにこして聞いてくれる。期間限定のおにぎりを買う。家に帰って食べながら、しみじみ美味しいなと思う。美味しいな、今日。
 自分が居て、他の人の目に映ること、声をかけてくれること、目が合うこと、少し笑顔になれること。こういうことに名前を付けるのは野暮だけれど、これも一種の余裕だ。
 僕たちは平和のために、戦争を減らすために何をするかの話はすることはあるけど、どのくらいの余裕があって、どういう状態であったら何かができるのかという話をもっとすべきなんじゃないかと思う。