煙突ストーブ

急に寒くなった。寒さは気持ちの落ち込みのきっかけになり得るので、甘く見てはいけない。温かい格好をして、温かいものを食べるのだ。
僕は小学校を二回転校した。何年生の時だったか、茨城県の水戸市内の学校では煙突付きのストーブが使われていた。見たことがない人のために説明すると、床においたストーブから直径15cmくらいの銀色の管が出ていて、その排管は教室の壁の上の方に突き刺さっている。そこから外に排気できるようになっている。「学校 ストーブ 排管」で検索してみると画像が出る。
そのストーブの周りには柵が立てられていて、子どもたちが近付いて火傷しないようになっていた。冬になるとストーブの上に水の入ったたらいを載せてお湯を沸かす。給食の時間に、お湯の中に瓶の牛乳を入れてホットミルクにする。転校したせいで牛乳は瓶も四角パックも三角パックも経験したけど、瓶が一番好きだったな。
日本の家や学校の建築って、快適さの意味であまり進化してないと思っているんだけど、暖房が石油から電気になって、壁や床が木から鉄筋になって、さらに悪化している気がする。温かい格好して、温かいもの食べないとだめですよ、みなさん。